障がいは個性ということ?

こんにちは!

やっっっっと梅雨が明けました。最近毎日、信じられないくらい暑いですね💦

さて、今日のブログはスタッフの武脇です。

 

 

さあ、やっとブログがまわってくる、今度は何を書こうかな…といろいろ考えていたのですが

先日参加した人権に関するセミナーで様々なことを考えたので、忘れないうちにこの場をお借りして記しておこうと思います。

 

 

つい先日、天神で行われたとあるセミナーに行ってきました。

テーマは “人権”。

セミナーの前半では、身体障害を持つ方に関わっているNPOで活動されている方の講演が、後半では、犯罪被害者を支援しているNPOで活動されている方の講演がありました。

どちらの講演でも興味深いお話が聞けました。

お二方ともNPOで活動されているということで、NPOの運営の話が少し聞けたのも、今の私にとっては面白かったです!

 

 

講演のなかで考えさせられたのが

「障がいはその人の特徴だという考え方があるが、自分は反対」

という言葉です。前半の講演で講師をされた方がおっしゃっていました。

 

障がいをその人の個性と捉えるのは、障害に困っている人に手を差し伸べない健常者の言い訳だというような理由でした。

 

うーーーん。その通りだと思います。

でも、それを聞いた時、私は少し引っかかりました。

 

やっぱり障がいを個性だと感じる瞬間があるからです。

 

 

突然ですが、私は普段から「障害」という言葉を2つの意味で捉えるようにしています。

一つ目は、その人自身が抱えている障がい。

例えば、歩くことができない、ということです。

そして二つ目が、社会がその人に与えている障害。

歩けなくても車椅子で移動できるが、段差があると移動が妨げられる、ということです。

 

「障害」の「害」という字をどう書くか、という問題を大学の講義で提示され、この二つ目の考え方を知りました。

 

当時は障害についてほとんど考えたことがなく、この考え方を知ったときに大きな衝撃を受けました(障害概念に関心をもったきっかけだったように思います笑)。

 

障害者への合理的配慮を社会が忘れてはならないのだ、という思いから、これまで何となくダメかなと思っていた“害”の字を「障害」と書くときに使用するようになりました。

 

一つ目の意味のみの場合は「障がい」と表記するようにしていますが、両方を含む場合は二つ目の意味を強調して「障害」と書いています。

(障碍という表記が最適な気もしますが、漢字が一般的でないのであまり好んで使いません笑)

 

講師の方は、おそらく「障がい」の意味でおっしゃられたのだと考えられます。

 

 

 

私が “障がいは個性” と感じるのは、発達障害の子どもと関わるときです。

発達障害ときくと、やはりそういう色眼鏡で見てしまいそうになります。

(知識から入ったからかもしれませんが)

でも、実際に関わってみると、自分が思っていたよりぜんぜん自分と違うということはないのだと感じました。

 

たしかにちょっと違うのかもしれないけど、その場ではそれに気が付けないくらい「普通」でした。

 

そもそも障害の診断が下る基準はある程度あれど、こういうのはスペクトラムな感じですもんね。。。

 

きっと「普通」と感じたのは、その場が「そういう場」だったからかもしれません。

「そういう場」というのは、合理的配慮が比較的なされている場、社会的な障害のない場、ということでしょうか。うまく言えませんが多分そんな感じです。

 

 

障がいが個性であると手放しに言うことができるのは、社会が障害者に対して完全に合理的配慮がなされたときなのかな、と考えました。

そういう社会を目指さないで障がいを個性と捉えるのは、確かに無責任な気がします。

 

・・・と、ここまで考えて。

完全に合理的配慮がなされた社会って、どんな社会だよって思いました(笑)

 

そんな社会って実現可能なんでしょうか。これは考えても分からないです。

完全に近づける努力はもちろんされるべきだし、自分でも課題感をもって取り組んでいきたいです。

 

でも完全って難しいですよね。

例えば視覚障害者がまっすぐ歩けるように、道には点字ブロックが設置してありますが、これは車椅子で移動する人にとっては移動しにくさを生む障害となってしまいます。

そういうコンフリクトをどう解消していくべきかも考えなければいけません。

 

・・・うまく解決できるんですかね。難しいです。

もしかしたら、 “障がいは個性” といえる社会は理想にすぎないんでしょうか。

かぎりなく近づけるべきだけれども、完全に理想通りな社会って実現不可なんでしょうか。

だとしたら、「障がいは個性」を手放しに発言することって不可能になりますね。

 

難しいです。最近障害概念についてはあまり考えてなかったんですけど、また悶々と考えてしまいます。

 

 

考えていたことをブログに書いてたら、なんだか長々となってしまいました。

まとまってないし、しかもよく考えたら割と当たり前のようなこと・・・(笑)

 

あまり面白い考えを提供することはできませんでしたが、普段こんなことに関心をもっています、ということで知っていただければ嬉しいです。

 

本当は後半の講演で感じたことも書くつもりでしたが、長くなるのでここで終わります(笑)

後半の講演でのお話は、自分にとっては特に興味深く、大きな課題を突きつけられたものとなりました。

また別の場所でうまく言語化できたらいいです(笑)

 

 

読んで下さってありがとうございました!

このことに関してなにか感じたり考えていることがあったら是非教えていただきたいです。よろしくお願いいたします。

 

それでは、溶けるように暑い日が続きますが活動を頑張っていきたいと思います。

がんばりましょう!

 

 

 

 

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