不登校支援のゴールとは?

こんにちは。

今日のブログ担当は、スタッフの武脇です。


先日、まちラボのみんなで、熊本県人吉市に温泉旅行に行ってきました。

4年生の卒業旅行です。

まちラボのみんなで遊びに行くことはなかなかなくて、先輩たちはもちろん、最近まちラボに入った新スタッフとも仲が深められました。


現在春休みで学校に行っていないので、私が会うのは最近まちラボメンバーばかりです(笑)

それでも、まちラボの活動以外でみんながどんなことをしているのか、実はよく知りません。

旅行で長時間一緒に過ごすことで、より仲間のことを知ることができたなと感じます。


3月で4年生メンバーが卒業し、次年度メンバー7人でチームを再構築しなければなりません。

まずは、相手のことをよく知ろうとすることを心がけたいと思います。



(ここまで書いていて思ったんですけど、私の文章ってユーモアがないなあ笑)



ところで、話は大きく変わりますが、私は大学で臨床心理学を学んでいます。

大学の先生も臨床心理士で、周りの仲間もほとんどが臨床心理士や公認心理士を目指す人たちです。


もともと児童虐待の親支援に関心があり、将来は現場に出て働きたいと考えていたので、現場を体験でき、長期間一人の子どもと関われるゆうがお塾という事業に魅力を感じてまちラボに入りました。


現在まちラボがサポートしている子どもの大部分が不登校児ですが、不登校についての知識は最初ほぼありませんでした。



ただ、ずっと疑問に思っていたのは、「不登校の子どもは必ずしも学校に戻らなければならないのか?」ということです。


大学で臨床心理学を学ぶなかで、不登校支援について触れられる場合、ほとんどが、学校への復帰を目指しているように感じられます。

または、安易に、不登校の問題は「学校にいけないことだ」ということが前提にされている印象を受けます。


この点に疑問を持たなくていいのかな、といつも感じています。


現在の社会では、学びの場は多様化していくべきだという考え方が主流になってきつつあります。

従来の学校という場が自分に合わなければ、フリースクールや家庭学習など、学習機会を得られる場が選択できるようになると思うし、私自身そうしていくべきだとも思います。


以前臨床心理士の先生に、自分が不登校児の訪問支援をしていることを話したときにも、

「最終的に学校に戻すことが正しいとは限らないからね」

念を押されました。


でも、臨床心理学を学んでいる私たち大学生は、この社会の流れを考えず安易に「学校復帰」を目指すやり方を討論しています。

心理療法を用いて学校復帰させることが、子どもにとって最も適していると考えられる場合も、もちろんあると思います。

もしかしたらそれこそが、現在の臨床心理士に求められている役割なのかもしれません。

ですが、たとえそうであっても、不登校支援における子どもの到達目標を一度立ち止まって考えることは、意味があることなんじゃないかと思います。


ただ、現在はまだ、子どもは学校に毎日行って勉強することが当たり前な社会です。

学びの多様化に価値が置かれつつあるとはいえ、まだ過渡期とも言えない、社会が変化する入り口の段階です。


不登校の子どもが「学校にいけない自分」を責めてしまう現状はもうしばらく続いてしまいます。


社会の方が変化していくことはとても大切ですが、その過渡期で個々へのサポートを怠って、悩みすぎている人たちを見落としたくはないなと思います。



さて、最後に一つお知らせをさせてください。

3月16・17日に、「多様な学び保障法を実現する会」などが主催される「多様な学び実践研究フォーラム」が、九州で初めて開催されます。

このフォーラムは、フリースクール等だけに限らず、主に学校外で行われる「多様な学び」について、実践者(学習者自身やその保護者も含む)と研究者が集い、交流することによってその実践の質を高めようと2012年にスタートしたフォーラムです。(公式サイトから引用しています)

当団体も、このフォーラムで分科会を担当させていただいております。

分科会では、専門家ではない、大学生だからこそできることを皆さんで考えていきたいと思っています。

多くの大学生に参加していただきたいです。

ぜひ、一緒に未来の学びについて考えましょう!

以下、公式サイトのリンクです。お申し込みもこちらからお願いいたします。

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